アスパラガスの苗の定植をやってみた!九州地方の栽培方法についても紹介

こんにちは!福岡のアスパラガス農家、「あすうま」です。

実は少し前の話になりますが新しいアスパラガスの苗を定植しました。

4月20日ぐらいに、いまさらの紹介感w

今はもう少し育ってきてますが今回はアスパラガスの定植について簡単にですがご紹介します。

 

アスパラガスの定植について

アスパラガスの定植は産地により

  1. 種の発芽から苗の定植
  2. 苗の定植

がありますが福岡に住む僕のところでは種を発芽させ育成し苗を定植するのではなく、苗から定植をスタートさせました。

苗を買ってからの定植ですね、購入した苗はこちらです。

もう見た目が「ちっさッ!」ですが、これがあの食べるアスパラガスへと変化していきます。

今はまだ赤ちゃんのような可愛らしい姿ですが、その後の姿は追々写真付きでご紹介しますね。

定植の話がそれましたが、僕が住む地方のアスパラガスの苗の定植方法の流れは

  1. 苗を畝に約5㎝ほど低く植える
  2. 覆土(ふくど)はしない
  3. 約40㎝間隔で同じ作業を繰り返す
  4. 水やりする

になります。

アスパラガスの苗を1つ1つ取り出し、人の手で定植し繰り返すだけですが、定植するアスパラガスの苗の数が多いと1人でやると心折れそうになるので。

これからアスパラガス農家になる方、またはアスパラガスをたくさん植える方は、人様に頼るようにしましょう。

僕は頼りましたw

今回植えた数は全部で2400苗

大人5人ぐらいで2時間半ぐらいの作業でした。

 

アスパラガスは定植後1年間は株育成

僕が住む福岡のアスパラガス栽培の多くは施設園芸(ビニールハウス)でスタートし、半促成長期どりと呼ばれる方法でアスパラガスを栽培します。

約1月~10月と長期間に渡り、アスパラガス栽培の管理を行いますが、始めた1年目は全くと言っていいほど収穫ができません。

簡単に言ってしまえば1年目はほぼ収入0という形になります。

というよりも肥料とか防除とか備品とか購入するのでほぼ赤字です。

なのでもし、九州地方でアスパラガス農家をするのであれば、この点は絶対に覚えておきましょうw

じゃないと生活ができないので、ここは本当に肝に銘じておいてください。

後、休みもシーズン中はほぼないことも忘れずにです!

こういったリアルな事情を話す、アスパラガス農家はいなそうw

僕のところでは今回新しくハウスを増設したので本音をいうと「またこの時がやってきたな!」ですが、多くの方に心から「あすうまのアスパラガスがガチで美味しい」と言ってもらえるように食卓に笑顔をお届けできるように日々、勉強し頑張っていきます!

はい、自分に言い聞かせてますw

 

まとめ

 

アスパラガスの苗の定植はこれまで先輩農家、自分のところで何度もしていますが…

アスパラガスの定植したばかりの頃は、本当に可愛いものです。

人で例えると赤ちゃんを見ているかのようですが、しばらくたつと…

今後のアスパラガス姿は現場からまたお届けしていきますね。

それでは!

今回のアスパラガスの

  • 苗の定植は人がいた方が絶対良い
  • 九州は半促成長期どりが多い
  • 株育成期間中、約1年は赤字になる

になります。

最後までお読み頂きありがとうございました。

アスパラガスに関する疑問やお悩み、その他ご質問・コメント等がありましたらお気軽に下記よりご連絡ください。

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この記事を書いた人

サノグリーンファーム管理人のあすうまです。福岡の田舎でアスパラガスを栽培、アスパラガスに関することや栽培の記録、美味しい食べ方や料理などをご紹介します。

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