こんにちは!福岡のアスパラガス農家、「あすうま」です。
アスパラガス農家をやっているとよく友人やお客様から「アスパラガスの筋や硬いの、どうにかならない?」とご質問を頂きます。
僕自身「わかるー!」と思いながらも筋や硬い部分の下処理のやり方を口で説明しますが、ちょっと説明が伝わりにくいので。
今回はアスパラガスの筋の取り方やおすすめの下処理方法をまとめてみることにしました。
根元の硬い部分を活かした簡単レシピもご紹介しますのでご参考頂けたら幸いです。
それでは早速、参りましょう!
アスパラガスの筋の取り方について
友人、知人、お客様から特に多い質問、アスパラガスの筋の取り方。
このアスパラガスの筋が多い、硬いに関してはアスパラガスの細さや鮮度が主な原因ですが。
購入したアスパラガスに筋が多い場合の対処法としてはまずピーラー皮をむくことをおすすめします。
根元の筋や硬い部分だけを切り落として残りを食べる方法もありですが、下処理方法さえマスターすれば1本、丸ごと無駄なく美味しく食べることが可能です。
アスパラガスを無駄なく美味しく食べるためにもアスパラガスの下処理方法をまとめてみましたので参考にしてみてくださいね。
アスパラガスの上手な下処理方法
筋が多いアスパラガスの多くは根元を中心に繊維が乾燥し硬くなる傾向にありますのでこれらの筋や硬い部分を取り除く場合はピーラーで薄く剥きましょう。
「皮をむく」範囲はどこまで剥けばいいのか?というとアスパラガスの先端と根元を持ち、弓なりに曲げると「ポキッ」と折れる箇所があるので、その部分から根元にかけて皮をむいていきましょう。
芯の白い部分が見えるくらいまで剥けば、アスパラガスの下処理が完了します。
炒める場合は下茹ではしない!
アスパラガスの筋や硬い部分を残さない下処理方法は上記の通りですが調理の方法を間違えると筋や硬い部分が多くなる場合があります。
アスパラガスの下処理でありがちな、下処理後の調理方法に「下茹で」がありますが、アスパラガスを炒めて食べる場合は、下茹でをする必要ありません。
そのまま強火で短時間で調理するとシャキシャキ食感のアスパラガスを味わうことができます。
長時間の調理はアスパラガスを内側と外側の実の差が際立ち硬い繊維が残る可能性が高いのでできるだけ短時間で調理することを心がけましょう。
またアスパラガスを炒める調理法で短時間で火が通りやすいアスパラガスの切り方は「斜め薄切り」がおすすめです。
茹でる場合は1分半を目安にする
続いて茹でアスパラガスを調理する場合、「よく茹で時間が気になる!」方が多いかと思いますが、アスパラガスのおすすめの茹で時間は約1分半を目安に茹でるようにしましょう。
茹でる場合の手順について簡単にまとめると下処理したアスパラガスを
- 沸騰したお湯に1分~半ほど茹でる
- 冷水で水気を取る、ざるにあげる
です。
長時間アスパラガスを茹でるとアスパラガスの中にある栄養素が水の中に溶け出しアスパラガスが水っぽくなります。
ほどよく歯ごたえがありシャキシャキ食感のアスパラガスを楽しむ為にも短時間で茹でるようにしましょう。
塩の分量は湯量の1%を目安に。
根元を活かしたおすすめレシピ
アスパラガスがの根元を切り落としそのまま捨てる方もいらっしゃしますが、、実は根元も美味しく食べるレシピがあります。
根元だけを美味しく食べたい!場合は、下記のレシピを参考にアスパラガスの根元を調理してみてくださいね。
その1.煮込む系レシピ
アスパラガスの根元を柔らかくして食べたい方におすすめの煮込む系レシピ。
アスパラガスの根元を
- クリームシチュー
- たまごスープ
- 中華風スープ
等に入れると柔らかくて甘いアスパラガスの根元を味わうことができます。
基本的に根元を入れるだけの簡単レシピなので料理に合わせて根元を活用していきましょう。
その2.おひたし系
アスパラガスの根元を美味しく食べたい方におすすめの食べ方がお浸し系です。
茹でたアスパラガスの根元をお好みの調味料にひたすだけと超シンプルなこちらのレシピ。
特にめんつゆは相性抜群!時短レシピの1つとしてちょっとしたおかずの1品に活用してくださいね。
まとめ
アスパガラスの筋の取り方や下処理についてまとめてみましたがいかがでしたか。
アスパラガスに筋や硬い部分が多いと食べるのが嫌になりますが、ポイントさえ押さえれば1本丸ごと美味しく頂けます。
アスパラガス1本あれば穂先から根元まで様々な料理ができるので是非、様々なレシピにトライしてみてくださいね。
あすうまは料理下手ですが、皆さんアスパラガスを美味しく頂いて貰うためにも料理、頑張りますw
最後にアスパガラスの筋の取り方についてまとめると
- 皮をむく
- 火は強火で短時間
- 茹でる場合は1分半
- 簡単レシピは煮込む、ひたす
です。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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サノグリーンファーム管理人のあすうまです。福岡の田舎でアスパラガスを栽培、アスパラガスに関することや栽培の記録、美味しい食べ方や料理などをご紹介します。
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